「看取り介護」開始についてのお知らせ

　昨今の介護・医療を取り巻く環境は2025年以降、「後期高齢者2000万人社会」が到来し介護・医療需要のピークを迎えます。

　来る「多死社会」に向けて、入所サービスを提供する介護施設では入所される要介護者の増加に伴うサービスの質・量の確保に加え、看取りの場の確保が深刻な課題となっております。

　それに伴い当施設におきましても、看取り介護が可能な施設として令和6年8月より看取り介護を開始したいと考えております。

　看取り介護とは近い将来にお亡くなりになる事が予見される方に対し、身体的・精神的苦痛をできるだけ緩和し、お亡くなりになるまでの期間をその人らしく日々の暮らしを営める事を目的として援助する介護の事です。　

　また入所施設では、人生の終末期を過ごしたその場所で、親しい人々に見守られた自然な死、尊厳ある安らかな最期を迎えられる事を目的としております。

　そのため、当施設では看取り体制の環境を整備し、指針やマニュアルの作成及び研修会等を行い、看取り介護に携わる全職員に教育を行ってまいります。

　今後ともご入居様にとって心地よい環境作りに尽力してまいります。皆様からの日頃のご支援に深く感謝申し上げます。引き続きどうぞよろしくお願いいたします。